鳳眼菩提樹の御数珠　(チベタン Mala・ジェクンド )　アンティーク　10mm [CTBT0690]

長年身に着けられてきたアンティークの鳳眼菩提樹のお数珠(チベタンＭＡＬＡ)です。

東チベット・カムやゴロクのさらに奥地、ジェクンドのチベット人僧侶から譲ってもらいました。
この方もゴンパ(寺院)の資金の為に、寺を代表してたくさんの数珠を持ち、街まで出てこられていました。

ロサル(チベット正月)明けの春先には、ごくまれにこういった僧侶の方と出会う事があります。
手持ちの数珠などを全て譲ったら、再びゴンパに帰り日々の修行に戻られます。

こちらの鳳眼菩提樹は長年ゴンパの中で使われてたようで、蝋燭に用いられるヤクのバターの匂いが染みついています。
天玉にはひときわ大きく、朱砂のくっきり出ているアンティークのペマラカ(南紅・紅玉髄)が差し込まれております。
シェルパコーラルや、特徴的なカウンターも用いられています。　(紐は新しく通しなおされています)

とろみのある10mmサイズの鳳眼菩提樹は本当に希少で価格も高騰していますが、今回、このジェクンドの僧侶がたくさん持たれていたお数珠の中で一番良いもの一点だけを譲ってもらいました。


ご縁がある方に持っていただければと思います。


数珠玉・・・・約10×5mm　　主玉100珠　　　　　　　チベット　ジェクンド
周囲・・・・・約72cm