カパーラの御数珠(チベタンKapala MALA ) [CTIBET0221]

カパーラの御数珠(チベタンKapala MALA ) [CTIBET0221]
カパーラの御数珠(108珠)です。
こちらは東チベットカムの草原地帯、リタン(標高3960m)で造られたものです。

カパーラの数珠玉は、チベット密教の高僧やチベット人女性の頭蓋骨や指の骨などで造られます。
その中でも、特に力があるとチベット人が信じるのは女性の眉間の骨で造ったものと言われています。
チベット密教徒(特にニンマ派やサキャ派)にとっての最高の御数珠とされます。

また、カパーラ数珠に似たものには、ヤクや鹿の骨、椰子の実などを加工した数珠が流通しています。

人の骨を用いた法具の多い、チベット密教ですが、それには鳥葬文化とも関連しているのでは無いかと思われます。 
もともとチベット文化圏でも限られた地域でしか鳥葬(トゥトル、チャトル)は行われておられませんが(ンガリのラダックやスピティ他、ブータンやネパールでは火葬が一般的)、ここカムのリタンでは現在でも伝統的な鳥葬が行われています。
 
カパーラMALAは神秘的なチベット密教法具の一つです。


カパーラ数珠玉 (直径) 約10〜11mm     東チベット カム・リタン
                              


   

他の写真

  • 鳥葬の様子。(2012年11月撮影)
  • 鳥葬場に無数に散らばる、人の骨。
  • リタン郊外の草原にひっそりと位置する鳥葬場。
    ここには女性はやってこない。
    (右から3人目がchagamo店主)