チベット仏教美術、天珠(dzi,ジービーズ)、ミャオ族衣装、刺繍、藍染のChagamocraft (チャガモクラフト)

カパーラの御数珠(チベタンKapala MALA ) [CTIBET0222]

カパーラの御数珠(チベタンKapala MALA ) [CTIBET0222]

商品詳細

カパーラの御数珠(103珠)です。
こちらは東チベットカムの草原地帯、リタン(標高3960m)で造られたものです。
珍しい丸玉です。

カパーラの数珠玉は、チベット密教の高僧やチベット人女性の頭蓋骨や指の骨などで造られます。
その中でも、特に力があるとチベット人が信じるのは女性の眉間の骨で造ったものと言われています。
チベット密教徒(特にニンマ派やサキャ派)にとっての最高の御数珠とされます。

また、カパーラ数珠に似たものには、ヤクや鹿の骨、椰子の実などを加工した数珠が流通しています。

人の骨を用いた法具の多い、チベット密教ですが、それには鳥葬文化とも関連しているのでは無いかと思われます。 
もともとチベット文化圏でも限られた地域でしか鳥葬(トゥトル、チャトル)は行われておられませんが(ンガリのラダックやスピティ他、ブータンやネパールでは火葬が一般的)、ここカムのリタンでは現在でも伝統的な鳥葬が行われています。
 
カパーラMALAは神秘的なチベット密教法具の一つです。


カパーラ数珠玉 (直径) 約7〜8mm 
           (厚み) 約6〜7mm      東チベット カム・リタン
                              


   

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