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ハニ族(アカ族/哈尼族)藍染め大麻製、刺繍 脚絆一対 (アンティーク) [CC3875]

ハニ族(アカ族/哈尼族)藍染め大麻製、刺繍 脚絆一対 (アンティーク) [CC3875]

商品詳細

ハニ族(東南アジアではアカ族とも呼ばれる)の藍染め火麻(大麻)、刺繍製の伝統的な脚絆一対です。
希少なアンティークの一点ものです。

雲南貴州省の山岳民族の脚絆(きゃはん)は紐状のものが多い中、ハニ族は筒状で日本の脚絆とも形状は似ています。
どちらのタイプにせよ、現在は脚絆もローカルの市場に出ることは稀で資料的価値も高いと思います。


中国雲南省に長くいるハニ族ですが、そのルーツは古く、チベットやイ族(彜族)、ナシ(納西族)と同じ古代羌族(キョウ族/チャン族)になります。 さらにそこから派生した【和夷】が直接の祖先だろうと言われています。

春秋戦国時代の約2600年ほど前に湖南省から貴州省へ南下した苗族より遅れること1000年、五胡十六国時代【北周】の4世紀頃よりハニ族【哈尼族】も戦火を逃れて現在の雲南省南西部に移動したとされています。

面白いことには当時その一部が日本列島まで到達していた痕跡も見つかっているそうで、鳥居の文化など日本と繋がりの垣間見える民族の一つです。


また、ハニ族がベトナムやタイ、ラオス、ミャンマーへ移住したのは19世紀半ばころから20世紀初頭にかけてであり、東南アジアではアカ族と呼ばれています。


コレクションとしてはもちろん実用で使ってみるのもおすすめです


店主のコレクションからの出品です。



サイズ縦×横・・・約30×16cm

 
手紬手織り大麻、藍染、刺繍など



(上衣とスカートは別売りです。)

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