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ハニ族(アカ族/哈尼族)背刺繍のリメイク 多用途ランナー布 (綿麻製) [CC3877]

ハニ族(アカ族/哈尼族)背刺繍のリメイク 多用途ランナー布 (綿麻製) [CC3877]

販売価格: 22,000(税込)

商品詳細

ハニ族(東南アジアではアカ族とも呼ばれる)の上衣背刺繍部分をリメイク加工したランナー布です。

テーブルランナーやタペストリーの他、ストールのように身に着けるのもお勧めです。

年代物の衣装を藍染大麻製の裏地もそのまま利用して縫い合わされています。



雲南貴州省の山岳民族の脚絆(きゃはん)は紐状のものが多い中、ハニ族は筒状で日本の脚絆とも形状は似ています。
どちらのタイプにせよ、現在は脚絆もローカルの市場に出ることは稀で資料的価値も高いと思います。


中国雲南省に長くいるハニ族ですが、そのルーツは古く、チベットやイ族(彜族)、ナシ(納西族)と同じ古代羌族(キョウ族/チャン族)になります。 さらにそこから派生した【和夷】が直接の祖先だろうと言われています。

春秋戦国時代の約2600年ほど前に湖南省から貴州省へ南下した苗族より遅れること1000年、五胡十六国時代【北周】の4世紀頃よりハニ族【哈尼族】も戦火を逃れて現在の雲南省南西部に移動したとされています。

面白いことには当時その一部が日本列島まで到達していた痕跡も見つかっているそうで、鳥居の文化など日本と繋がりの垣間見える民族の一つです。


また、ハニ族がベトナムやタイ、ラオス、ミャンマーへ移住したのは19世紀半ばころから20世紀初頭にかけてであり、東南アジアではアカ族と呼ばれています。



店主のコレクションからの出品です。
多用途にお使いください。



サイズ・・・約115×44cm



手紬手織り木綿、刺繍、裏地・・麻、藍染ほか




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