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神面垂玉 巴林石製(玉石) 内蒙古・紅山文化 新石器時代 [CATB0470]

神面垂玉 巴林石製(玉石) 内蒙古・紅山文化 新石器時代 [CATB0470]

商品詳細

内蒙古から遼寧省にかけて、およそ5000年〜7000年程前に栄えた紅山文化(新石器時代)の玉神面です。
時代的には、黄河流域の仰韶文化の晩期頃、日本の縄文文化の前中期頃と重なります。

紅山文化は磨製石器などの新石器が多いなか、ヒスイ(軟玉)系を用いた獣形(龍・虎・鶏などモチーフ)の玉製品なども多く見つかっており、特に龍神崇拝の起源が紅山文化に発するとも言われています。

こちらは内蒙古産の巴林石製の神面垂玉です。
透過性のある石英、瑪瑙にも近い石だと思います。
内蒙古のチベット仏教徒から譲ってもらったものです。

紅山文化の垂玉は翡翠(JADE)のものが高額取引される一方、時代を偽った翡翠製贋物も多く流通し、特に軟玉のものは見極めが必要です。
日本の縄文、古墳期の硬玉製の勾玉や大珠などが、同様に時代の異なるものが多く流通しているのと似ています。
瑪瑙や蛇紋岩の勾玉が見極め易いと同じように、内蒙古原産の巴林石(玉)製のものは特徴が掴み易いです。


時代も重なり、玉斧製大珠など縄文文化と全く同じ垂玉も見つかっている紅山文化は、古代佩玉文化を知る上で、重要です。

希少な一点物です。


サイズ(縦×横・最長部分)・・・約29mm×22mm

内蒙古 紀元前3000年〜4700年頃

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