カパラの御数珠　(チベタンKapala Mala ) ཀ་པ་ལ　カパーラマーラ [CTBT1381]

年代物のカパラ（カパーラ）の御数珠です。

こちらも長年付き合いのあるチベット人から譲ってもらったものです。


主玉は108珠になります。

いくつかの主珠は象嵌加工されており、
珊瑚やターコイズの天玉に加え、ルンゴの親玉など高価なパーツで組まれています。

また鷹の賽子玉も組み込まれており、とてもセンスの良いチベタンマーラとなっています。


カパラはチベット密教徒(特にニンマ派やサキャ派)にとって、最高の御数珠とされます。

カパラの御数珠は主に僧侶の頭蓋骨や手指から造られます。
骨を用いた法具の多い、チベット密教ですが、それには鳥葬文化とも関連しているのでは無いかと思われます。　

神秘的なチベット密教法具の一つです。



カパーラ数珠玉・・・約6×5 mm 　
サイズ周囲・・・・約56ｃｍ　　　　　　　　　　　108珠　　　　　　　　　　　東チベット