チベット仏教美術、天珠(dzi,ジービーズ)、ミャオ族衣装、刺繍、藍染のChagamocraft (チャガモクラフト)

ジービーズ 古瑠璃天珠(12アイ  dzi mig chug ni pa ) 老料器十二眼天珠  [CTBP1855]

ジービーズ 古瑠璃天珠(12アイ  dzi mig chug ni pa ) 老料器十二眼天珠  [CTBP1855]

商品詳細

少なくとも100年以上の間、長年身に着けられてきた古瑠璃十二眼天珠(料器天珠)です。

ラサに行商に来ていた牧民から昨年、対で譲ってもらったうちの残りの一つです。

店主のコレクションからの出品です。

経年による両端の紐擦れが見てとれます。


こちらは瑪瑙や瑠璃とは異なり、ロジン(天然樹脂)にチベット薬(漢方の様なもの)や五金(一般に金・銀・銅・鉄・錫)など護身用の材料を混ぜて造られたジービーズで、 中国明代の鼻煙壺(ビエンコ)に用いられる、北京料器という技法を元に、19世紀頃に造られたアンティークのジービーズです。 
料器天珠や古瑠璃天珠と訳されます。

20世紀半ばにはインドでも造られ、近年ではチベット本土のラサでもこの技法が復活し、同様のジービーズが造られています。

こちらは料器天珠が生まれた初期の一点です。


中には鉛か何かが入っており重さもあります。

御守りとしてお勧めです。


長さ・・・・約72mm            チベット・ラサ
                              19世紀〜20世紀初め頃