チベット仏教美術、天珠(dzi,ジービーズ)、ミャオ族衣装、刺繍、藍染のChagamocraft (チャガモクラフト)

ジービーズ 古瑠璃天珠(3アイ  dzi mig sum pa ) 老料器三眼天珠  [CTBP1873]

ジービーズ 古瑠璃天珠(3アイ  dzi mig sum pa ) 老料器三眼天珠  [CTBP1873]

商品詳細

100年以上に渡って身に着けられてきた古瑠璃三眼天珠(料器天珠)です。

こちらは中央チベットの牧民が身に着けていた一点です。
まとめて5点ほど譲ってもらいました。


長年月の中で削れ、3分の2ほど残っている三眼天珠(3アイジー)です。
紐擦れ跡などからも時代を感じさせます。

こちらは料器天珠が生まれた初期の一点で、中には鉛が入っており、しっかりとした重さがあります。


このタイプの古瑠璃天珠(料器)は瑪瑙製とは異なり、ロジン(天然樹脂)にチベット薬(漢方の様なもの)や五金(一般に金・銀・銅・鉄・錫)など護身用の材料を混ぜて造られたジービーズで、 中国明代の鼻煙壺(ビエンコ)に用いられる、北京料器という技法を元に、19世紀頃に造られたアンティークのジービーズです。 

料器天珠や古瑠璃天珠と訳されます。

20世紀半ばにはインドでも造られ、近年ではチベット本土のラサでもこの技法が復活し、同様のジービーズが造られています。



御守りとしてお勧めです。


長さ・・・・約24mm            チベット
                              19世紀〜20世紀初頭頃