チベット仏教美術、天珠(dzi,ジービーズ)、ミャオ族衣装、刺繍、藍染のChagamocraft (チャガモクラフト)

ジービーズ 古瑠璃天珠(十字六眼アイ  dzi mig du pa ) 老料器十字六眼天珠  [CTBP1894]

ジービーズ 古瑠璃天珠(十字六眼アイ  dzi mig du pa ) 老料器十字六眼天珠  [CTBP1894]

商品詳細

少なくとも100年以上は身に着けられてきた古瑠璃十字六眼天珠(料器天珠)です。

東チベットのカムパが一連で身に着けていた三点(2アイ・3アイ・6アイ)の中の一つです。

こちらは料器天珠が生まれた初期の一点で、鉛か何かが中に入っており重さがあります。
紐擦れや摩耗具合など風合いも良い一点です。


このタイプの古瑠璃天珠(料器)は瑪瑙製とは異なり、ロジン(天然樹脂)にチベット薬(漢方の様なもの)や五金(一般に金・銀・銅・鉄・錫)など護身用の材料を混ぜて造られたジービーズで、 中国明代の鼻煙壺(ビエンコ)に用いられる、北京料器という技法を元に、19世紀頃に造られたアンティークのジービーズです。 

料器天珠や古瑠璃天珠と訳されます。

20世紀半ばにはインドでも造られ、近年ではチベット本土のラサでもこの技法が復活し、同様のジービーズが造られています。


数珠の天玉やお守りとしてお勧めです。



長さ・・・・約42mm            チベット
                              19世紀〜20世紀初頭頃