紫檀とジービーズ （老料器二眼天珠）のチベット老念珠　　 [CTBP1946]

少なくとも100年以上は身に着けられてきた古瑠璃二眼天珠（料器天珠）一対と紫檀の念珠です。

アンティークのカウンターも一つ付いています。
珊瑚二点も差し込まれています。


東北チベット奥地のゴロク地方で譲ってもらった年代物の一点です。。


主玉は一見椰子のようですが、よく見ると紫檀（ローズウッド）だと分かります。
料器天珠も紐擦れや摩耗具合など風合いも良い一対です。


数珠紐の縛りを緩めれば、二連の腕輪念珠としても使えます。
貴重なチベットのアンティーク念珠です。




このタイプの古瑠璃天珠（料器）は瑪瑙製とは異なり、ロジン(天然樹脂)にチベット薬(漢方の様なもの)や五金(一般に金・銀・銅・鉄・錫)など護身用の材料を混ぜて造られたジービーズで、 中国明代の鼻煙壺(ビエンコ)に用いられる、北京料器という技法を元に、19世紀頃に造られたアンティークのジービーズです。　

料器天珠や古瑠璃天珠と訳されます。




主玉（紫檀）・・・約10×3mm
ジー 長さ・・・・約34mm　　　　　　　　　　　　　　チベット
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　19世紀〜20世紀初頭頃　　　　
周囲・・・約40cm