チベット仏教美術、天珠(dzi,ジービーズ)、ミャオ族衣装、刺繍、藍染のChagamocraft (チャガモクラフト)

ジービーズ 古瑠璃天珠(3アイ  dzi mig sum pa ) 老料器三眼天珠  [CTBP1952]

ジービーズ 古瑠璃天珠(3アイ  dzi mig sum pa ) 老料器三眼天珠  [CTBP1952]

商品詳細

少なくとも100年近くは身に着けられてきた古瑠璃三眼天珠(老料器三眼天珠)です。

今回東北チベットの奥地ゴロク地方を中心に、チベタンの仲間と探して入手した、老料器天珠の一つです。

完品の三眼で、古い料器天珠に見られますが、こちらも中に鉛が入っており石と同じくらいの重さがあります。


チベットでは3アイはミグ・スムパと呼ばれ、密教の三宝(仏法僧)にゆかりあるデザインで人気です。
また第六チャクラの第三の眼とも繋がりがありそうです。



このタイプの古瑠璃天珠(料器)は瑪瑙製とは異なり、ロジン(天然樹脂)にチベット薬(漢方の様なもの)や五金(一般に金・銀・銅・鉄・錫)など護身用の材料を混ぜて造られたジービーズで、 中国明代の鼻煙壺(ビエンコ)に用いられる、北京料器という技法を元に、19世紀頃に造られたアンティークのジービーズです。 

料器天珠や古瑠璃天珠と訳されます。

20世紀半ばにはインドでも造られ、近年ではチベット本土のラサでもこの技法が復活し、同様のジービーズが造られています。


首飾りやブレスレットなどとしてお勧めです。



長さ・・・・約41mm            チベット
                              19世紀〜20世紀前半